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ファーブルの森観察飼育舎での出来事や、森の生き物たちの様子を「のっち」がお伝えします。
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本日5月24日、ファーブルの森でエゾハルゼミの鳴き声を確認しました(数頭)。

網舎の中のオオムラサキ幼虫も、ほとんど脱皮して緑色の5齢幼虫になりました。

ミヤマカラスアゲハの羽化数も、20を超えました。

だんだん「初夏」になってきましたね。

でも、カッコウの鳴き声がまだ聞こえないのは、なぜだ?
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連日の更新となりましたが…

本日、昆虫池でヨツボシトンボの羽化を撮影。
実は、抜けがらは昨日確認していたのですが、羽化したトンボじたいは未見でした。
今日は途中からとはなりましたが、羽が乾いて森に飛んでいくまでを観察。
ヨツボシトンボが羽化すると、エゾハルゼミの声が聞かれるのも近いですね。

また、蜂を食べることで有名なハチクマ(ワシタカの仲間です)も、南から渡って来た個体がファーブル上空に(昨日から)姿を現しました。
今日は、何とか写真を撮ろうと頑張ったのですが、ちゃんと撮れてるかな~?

ミヤマカラスアゲハは、本日2頭のみ羽化しました。
これから続々と羽化してくるはず。
お楽しみに。
本日19日は、天気はまあまあですが、風が大変冷たいです。

連休から飛んでいたヒメギフチョウは、生き残りがわずかにいるだけとなりました。
きれいなのを見るにはまた来年どうぞ、といったところ。

ミヤマカラスアゲハの羽化が、この土日には間に合わなかったようです。頑張って暖めてはいるのですが…。何とか次週には間に合わせたいです。

オオムラサキの幼虫は、今年最初の脱皮をして緑色になったのがボチボチ。まだ全体の1割以下でしょうか? それでも、角も立派になってオオムラサキの幼虫らしい風格が出てきました。
オオムラサキ幼虫と同じ網舎の中の、ユキヤナギ(ちょうど白い花が満開)で育っているフタスジチョウの幼虫はまだ小さい…。それでも冬越しに使った巣には入りきれず、巣の外に乗っかっているのが見られます。

屋外の野草園ではキアゲハの卵を確認。例年より早めです。

先日17日、夕張市でエゾハルゼミの声を聞きました。早いなと思いましたが、ファーブルではまだです。

春の生き物が終わって、そろそろ初夏の生き物に切り替わりそうです。
月・火と二日休んで出勤したら、ファーブル界隈はなんだかもう「初夏」の装いですね。
5月13日の晩には、旧門別町の山間部で複数のイボタガを確認しました。
例年より数日早いような気がしますが……。

さて5月14日、タイトルにあるように様似町のアポイ岳に登ってきました。
同地には、34年前の5月末と6月初旬の二度出かけていますが、これは当時発表されて間もない「ヒメチャマダラセセリ」の観察を目的としたものでした。

昨年、近縁のチャマダラセセリの写真を鹿追町で撮影したのですが、つい最近これを見ていたら唐突に「最近減っているという、アポイ岳のヒメチャマダラセセリの(34年前のより少しはマシな)写真が撮りたい!」という思いに駆られ、今回の山行となりました。

ちょっとでも早く山に登って、ちょっとでも早く帰ろうと思ったので(ふざけた奴!)、日曜の勤務が終わってから出発し、登山口にて車中泊。
朝の6時半過ぎには登山開始。朝から快晴です。

ゆっくりゆっくり登って、8時過ぎには生息地に到着。待つほどもなく、34年ぶりのヒメチャマダラセセリとのご対面!
ここから2時間、ヒメチャマダラセセリの撮影枚数は250枚!
ふと気付くと、まだ11時過ぎだというのに、アポイ岳山頂(811m)に立っていました。

このまま降りて、また同じような写真を追加しても芸がないので、隣の吉田岳まで「1.5km」という看板に心が動き、ヒメチャマダラセセリの記録がある吉田岳まで歩くことに…。
結果、吉田岳そのもの、及び吉田岳の北にあるピンネシリとの中間地点のガレ場、及びそのすべての道中において、ヒメチャマダラセセリを見ることは出来ませんでした。
のっちの好きなハンミョウ(ミヤマハンミョウ)は、紛らわしくピョンピョン飛んでいましたが…。
まあ、「アポイ岳でヒメチャマダラセセリを撮影してきました」という人は多いけど、「近くの記録のある山に登ったけど、姿を見ませんでした」と報告する人は滅多にいないので、これはこれで自己満足するとしようかな。
でも、ホントに吉田岳にヒメチャマダラセセリはいたのかな? あんまりいそうな気がしない。それとも、環境の変化でいなくなった? う~ん、わからん!

再びアポイ岳山頂に戻ってきたのは15時! 幸い天気はいいので、花と景色を愛でながらゆっくり下山。
花で有名な同地。少しはそちらのレポートも…。
サマニユキワリとエゾキスミレは見ごろ。ヒダカイワザクラとアポイアズマギクはもう少し先が見ごろ。ヒメチャマダラセセリの食樹であるキンロバイなど、蕾も見ず。山麓のオオサクラソウは見ごろでした。

さて、21時過ぎに帰宅して、疲れて死にそうな身体に鞭打ってデジカメのデータをPCにコピー。多大なる期待をもって写真をチェックすると……。
ヒメチャマダラセセリを撮影した250枚のうち、ゴミ箱行きにならず残ったのは100枚弱でした(泣)。
しかも、それらのほとんどが24倍ズームで撮ったアップ。チョウに2~3センチまで近寄った接写ほどピンボケ確率が高く、翌日が雨でなかったら現地にとんぼ返りしたいほどでした(大泣)。

一応、明日にはファーブルの森に(少しはマシな)アポイ岳での写真を展示しますので、良かったら見に来て下さい。
本日5月11日は風が冷たく、一日中寒かったですね。

で、ファーブルのサクラはみ~んな散ってしまいました。
栗山公園のサクラも、結局アッという間に咲いて、アッという間に散りかけています。
ファーブル網舎内のヒメギフチョウも、まだまだそれなりの数はいるものの、羽がボロボロ……。
ミヤマカラスアゲハ、頼むから早く羽化してくれ~!
(そういうことで飼育室内で無理やり暖められる蛹が何十も…)

ところで、タイトルのとおり、本日ファーブルの森で、エゾハルゼミの抜けがら1個を確認。本年度の第1号となります。
以前にも書きましたが、羽化してもすぐには鳴きはじめないので、鳴き声が聞かれるのは20日前後ですかね。でも、ホント今年の天候は予想外なので、実際にはどうなるでしょう。

エゾハルゼミの声こそまだ聞かれませんが、ファーブルの森ではオオルリ・ウグイス・キビタキなどの野鳥の声がにぎやかです。
それにしても、オオルリもキビタキもなんて美しい鳥なんでしょうね。写真を撮るために鳥をまじまじと見る機会が増えたので、感動の毎日です(ちょっとオーバーかな)。
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ファーブルの森観察飼育舎職員
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