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ファーブルの森観察飼育舎での出来事や、森の生き物たちの様子を「のっち」がお伝えします。
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前回、「ウスタビガの♀が羽化して♂を呼んでいるので、♂がわさわさ飛んでくる(かも)」と書いたのですが、さっ………ぱり飛んできませんでした。
「ウスタビガの♂、飛んできてます?」というお客様が来られたらどうしよう? と考えると不安で夜も良く…眠れました。
結論、「ファーブルの森では今年のウスタビガは不作!」。

先日、こんな子の写真を撮りました
1793838a.jpegコテングコウモリ

とっても小さくて、大人の手のひらなら三つは乗りそう。
なんでまっ昼間に草っぱらに落ちてたのか、ナゾです。
これはいいものを見つけた、と時々仕事で世話になるF女史に電話。
のっち「コテングコウモリおるけど、捕まえて虫かごにでも入れとくわ。見においで」
F女史「わかった。何時になるかわからんけど、みんなで見にいく」
コウモリ「ひとが爆睡しとるっちゅうに、何ストロボばんばん焚いて安眠妨害しやがんねん。寝られへんやん! あっ、おっさん虫かご取りに行きよった、どうも話の流れからすると捕まえられてまいそうやし、逃げるんなら今のうちやな!」
バサバサ~。
のっち「あ~~~~! おらへん、逃げよった。………もしもし、ゴメン。コウモリおらへん、逃げよった」
F女史「………」
コウモリたちも冬眠が近いんですかね。

あと、前回「ツミ?」とした写真にナカイさんより「ジュウイチでは?」と指摘を受けました。コウモリは逃げたけど遊びに来てくれたF女史に、鳥の専門家であるM橋氏を連れてきてもらったので、さっそく見ていただいたところ、「ツツドリ? いや……ジュウイチですね」とのお見立て。
ナカイさんすごい!
で「ワシっぽい奴}は「オジロワシの亜成鳥」とのこと。
う~ん、鳥って「幼鳥」だの「エクリプス」だの「亜成鳥」だの、いろいろあってムズい。

ついでなので今年撮影した野鳥の写真をいくつか…
f0709dfb.jpegエゾライチョウ
夕張市の山中で撮影(7月10日)
姿はあちこちで見るけどまともな大きさに撮れたのははじめて。




7cf0f458.jpegハチクマ
初めてまともに確認&撮影できました。
思い切りトリミングしてます。
ファーブル(5月20日)



0865768e.jpegキビタキ
撮影は今年が初。
ファーブル(5月10日)




9029e233.jpegヒメクサキリ♀
これは変わった鳥……って、違うやろ!
いや、やっぱ虫の写真もいるかな~と思って。
冬も近づき、なんだか弱ってきました。
元気出せよ~。


本日は以上。
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前回の記事の後から、例年の北海道らしい気温に戻りました。
特に夜はがっちり冷えます。それまでとのギャップがすごい。

さて、いつもなら(?)ここで山で撮影した新作写真をどど~んと載せたいところですが、のっちさんは今月、一度しか山に行きませんでした。

なので、ファーブルで仕事の合間に撮ったものが少々…になります。

f53aac9b.jpegイカリモンガ

成虫で越冬するため、春に良く見かけるガ。
昼間活動するので、山で見た方も多いのでは?
実は真夏には新成虫となっているのですが、不活発なのでほとんど見ません。

9a7e0126.jpegコバネイナゴ

ファーブルではほとんど見かけませんが、お隣のハサンベツでは普通に見られます。




7782bdac.jpegハラヒシバッタ

どこでも普通に見られます。





971d2ae0.jpegヒナバッタ

木道の隙間で産んでますねぇ。
のっち「なんでそんな狭いとこで産卵すんの?」
バッタ母「うるさいわね。踏ん張りがきいて産卵するのに楽だからよ!」
のっち「でも、そのせいで通行人に踏まれちゃ、意味ないやんか」
バッタ母「グラウンドみたいな、そこらじゅう平らな地面じゃ産みにくいのよ! 人間の♂だって電信柱があったりするとおしっこしやすいでしょ、アレと一緒なのよ! もうほっといて」
のっち「失礼しました(でも、ホンマにアレと一緒なのか?)」

どうも最近、虫とかの被写体に会話させたがるのっちでした。
いや~、暑いですね。あと10日で10月とはとても思えないです。

えっ、中秋の名月って毎年違う日なの? マジで? 知らんかった…。

…って話はおいといて、ふと「中秋の名月が近いから、もしやマクドナルドで月見バーガーが食えるのでは?」と、昨晩唐突に思いつき、ググってみたら、もうやってる!
もちろん、即、食べにいきました。
のっちにとって、同社の他のハンバーガーは、基本、どうでもいいのですが、月見バーガーだけは別格で、毎年シーズンには食べに行きます。
「週に2回食べてもいいかな」って程度に好きです。

これがゴーヤチャンプルーだと、「毎日食べてもいい」になります。
この場合、「沖縄の地元のおばあちゃんが作ってくれるような」という注釈付きです。

まっ、実際はお金がないんで、何でもいいんですけどね。

あっ、ちなみに食べられないのは未だに「ラッキョウ」以外、ありません。
昔は食べられないものがいっぱいあったんですが。

食い物の話題だけでは怒られそうなので…
1a2a5077.jpeg本日撮影、ヒメアカタテハ
これもイチモンジセセリ同様、本州から渡ってきてるっぽいですが、イチモンジセセリと違って5月頃に見かけたりします。
でも、秋の方が「似合ってる」。


c4b2ce0e.jpegこれはウラミスジシジミ
数日前の撮影ですが、長生きして翅がボロボロになった♀と思います。
たくさん卵を産んだかな?


56d0078f.jpegシマヘビ幼蛇
20センチくらいの可愛いサイズ。
逃げ足が早く、写真を撮る前に逃げられそうだったので、つい右手で確保。
さて写真を撮ろうと思ったものの、右手は塞がってる…。
で、左手にカメラを持って撮影。
う~ん、おいらも器用になったもんだ。
カメラのレンズが「目」に思えるのか、レンズにむかって何度も飛びかかってきました。
ヘビ「放せやコラ! ワイを誰や思ってんねん。放さんとエライ目にあうで~。ワシ、ごっつい猛毒があるねんで」
のっち「誰って…シマヘビの幼蛇やん。毒なんてあらへんやん」
ヘビ「………即答かい。ホンマは毒蛇やったらどないしよ、とか思っとるんやろ」
のっち「あなたはシマヘビの幼蛇です。毒はありません…ってか写真撮るから動かんといてや」
へび「ちっ、おもろないないやっちゃのう」
のっち「はい、撮影終了、ご協力ありがとう」
そのままポイっ。
ヘビ「ワ~~~~~何さらすんじゃ~~~~覚えとれよ~~~~この・ひとでなしめが~~~~」

あっ、ちなみに本日もイチモンジセセリを確認しました。
ううっ、暑い!
9月も10日に近いというのに、この暑さはアカンでしょ?

一昨日、久しぶりに雨が降ったのに…ほんのちょびっと。

秋でもないのに、木々の葉がやたらと落ちるし、森を歩くと乾ききってて落ち葉が「バリバリ」音をたてる始末。

涼感たっぷりの写真に、もう出番はないかと思いきや、まだまだ必要なようで…。
00b054bc.jpeg






8f787612.jpegマガン

本年3月、栗山町内です。
今年は雪解けが異常に遅れたと思えば、北上できないマガンやハクチョウなどがいつまでも町内の田んぼにいて、おニューのカメラの被写体に事欠きませんでした。

2ceb437f.jpegチャバネフユエダシャク♂

「厳冬期限定の昆虫たち」シリーズ。
10月末頃から出現する蛾。
♀は羽根が退化していてほぼ無翅。
そのくせでかいので、初めて見ると「えっ、何この怪しい生きものは?」…ってなります。
北海道に来てからは♀を見ていません。
撮りたい。
c60fe8fc.jpeg






db17a992.jpegニホンザリガニ

数日前にハサンベツで撮影しました。
水中にいる状態だと、PLフィルターの付けられないサブのコンデジでは限界があるので、途中から小学生に持ってもらいました。
怒ってますね~。
しっかり確保するまでに2度も落とされましたからね。
「てめえコラ、しっかり持ってろや! せっかくモデルになってやろうとしとんのに、二度も落とすんじゃねーよ! 俺様のハサミで挟むぞ!」
「(別に挟まれても痛くもないと思うけど)…あ~、すまんの。落としたのは小学生やけん、堪忍したってや」
「貴重な俺様を落とすんじゃねーよ」
「(しつこい)…ぐちぐち言ってると食べちゃうよ。ウマそうだし。まっ、生は無理だけど、焼いたらイケそうだよね」
「き・き・き・貴重な俺様をく・く・く・食う…やて。つ・つ・捕まるで、そんな事したら…(汗)」
「別に誰も見てないし!」
「ひ・ひ・ひ・人殺し(あっ、ヒトではないわな)~、ダズゲデ~!」
「ふっふっふっ」

罪もないザリガニをいじめてはいけません。

なかなか残暑が厳しいので、涼しそうな写真を用意しました。

ad722da6.jpeg住宅地の中で狩りをしたオオタカ
知り合いの女の子の家の前で撮影したオオタカです。
写ってませんが、左足には獲物がしっかり捕らえられています。
え~と、4月7日撮影ですね。
まだ一面の雪景色でしたね。

a3d30214.jpeg雪の上を歩くクロカワゲラの一種
いわゆる「セッケイカワゲラ」の仲間かと思います。
厳冬期だけ現れる昆虫ってのがいるんですよ。
不思議ですね(3月22日)。


7d0d5ea5.jpegこれはオツネントンボ
無事に越冬(越年)して春になり、外へ飛び出したらまだ銀世界だった! ってとこですかね。
今ならファーブルの昆虫池のあたりで見られます。
冬越しに備えて栄養を蓄えてるとこですかね(4月14日)。

029263f2.jpegシンジュサンの繭
残雪を掘っていたら、いろんなとこでシンジュサンの繭が見つかりました。
夏に無事羽化したのは半分くらいでしたか、一年も蛹でいるって大変そう…(4月20日)。

こんなことでもないと使う機会のなさそうな、雪の中の生き物たち。
少しは涼しい気分になれました?

今回のテーマとは関係ないですが、ついでにこれもどうぞ。

9405f7d4.jpegいつかのノミバッタの写真をトリミングしてみました。
アップで見ると生き物、っていうより「メカ」な感じです。
特にぶっとい後ろ足(後脚)の関節部分とか。
えっ、「写真が小さくてやっぱりわからん」?
実物を探してルーペで見て下さい。
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