は、早い３

本日８日は、岩見沢の小学生たちがファーブルの森にやってきてくれました。
「おじさん、これ何？」
「これはアワフキムシの幼虫が泡の中に隠れてる」
「じゃ、これは？」
「これはエゾエノキの害虫の（まあ、見ようによってはオオムラサキだって害虫だが）ハムシの幼虫」
「じゃ、これは？」
「どれどれ…………………
こ・こ・こ・これは～～～～～！
これは、オオムラサキの前蛹じゃないか！
ま・ま・まだ６月８日だというのに、こんなものがいていいはずがない。
でも、いるのは事実だし……。
二日休んで出勤したら、こんなサプライズが待っていようとは！」

ってことで、今年はほぼ確実に６月末には複数のオオムラサキが飛びます。

昆虫池には妙にトンボが多いし、バッタの幼虫は無闇に多いし、黒いアゲハめっちゃ多いし、蚊も多いし、植物の成長すんごく早いし。エゾアカガエルが昆虫池に戻ってきて、アマガエルとのカップリングで「カエル池かトンボ池か」って感じだし。

でも樹液はまだ出てないから、発生の始まったミヤマクワガタを採るのはムズい。

は、早い！２

ファーブルの森、網舎内のオオムラサキ幼虫ですが、半分以上が６齢（終齢）となり、エゾエノキの葉っぱをもりもり平らげ、絶好調で育っています。

う～ん、これはやっぱり６月末から羽化が始まるかも？

屋外の野草園では、ミヤマカラスアゲハがすごく多く、カラスアゲハもけっこう混じってます。オナガアゲハもわずかに混じってますね。
黒いアゲハの春型、多い！　ファーブル網舎の中より、屋外の方が余裕で勝ってます。アハハハ…。

蛇足ながら、クロスキバホウジャクらしきガも目撃。

で、昨日４日の晩、のっちの「外灯巡り」のルーティンコースを回ってきました。
目当てのエゾヨツメというガを、首尾よくゲット！

で、ある場所の外灯下を見ると、何か大きな甲虫の姿が…。

えっ、ミヤマクワガタ？

ええっ、まだ６月４日（の晩）だよ！
いくら何でも早すぎでないの？

…というわけで、このミヤマクワガタ♂（小）をファーブルで展示してます。

ちなみに、カッコウは「初鳴き」の後、数日後に一度聞いただけで、少なくともファーブルの森では本格的に鳴いていません。

ミヤマクワガタは出たのに、どうなってるんだろう？

は、早い！

ファーブルの森網舎内のオオムラサキ幼虫ですが、昨日30日の時点で、終齢である６齢幼虫を見つけてびっくりしました。
で、今日になるとどっさり終齢幼虫となっていて、「いや、早いよ！　まだ５月だよ！」と叫んでしまいました。

このぶんでは６月中の羽化だって可能性があるわけですが……
こればっかりはこれからの天候次第なので、断言はできません。
まあ、「目・口・鼻に角のある可愛いオオムラサキの幼虫」を見るのに良い時期になったのは間違いなさそうで……。

さて、先日の日曜日に、一声だけですがカッコウの声を聞きました。
月・火と休んで水曜日に出勤すれば、きっとどっさり（？）鳴いているだろうと思えば…
ぜんぜん鳴いてません！　どうなっているのだ？

昆虫池ではシオヤトンボ・ヨツボシトンボが飛び回って、そこいらはもう「初夏」です。

だんだん近づく夏

久々にたっぷりと雨が降りましたね。本日は雨上がりの爽やかな日となりましたが、ちと爽やかも度が過ぎて涼しかったです。

さて昨日５月25日、栗山町内２か所でミヤマカラスアゲハを目撃。

ファーブルの昆虫池では、本日エゾイトトンボ（らしき）イトトンボの羽化を確認。
なぜ（らしき）なのか？　実は池の中の雑草を抜いていて、ふと気付くと羽がヨレヨレのイトトンボが水面で溺れていたのです。悪いのは私ですね。
あわてて拾い上げたものの、羽は伸び切らず、エゾイトトンボなんだか違うんだか、よくわからなくなりました。
もしエゾイトトンボなら、例年よりずいぶん早い確認日となります。

ファーブルの野草園では、黄色いセンダイハギの花がチラッと咲き始め。
さらに、気の早いナナカマドも咲き始めました。

カッコウの声はまだ聞かれません。

エゾハルゼミ、鳴きはじめる

本日５月24日、ファーブルの森でエゾハルゼミの鳴き声を確認しました（数頭）。

網舎の中のオオムラサキ幼虫も、ほとんど脱皮して緑色の５齢幼虫になりました。

ミヤマカラスアゲハの羽化数も、20を超えました。

だんだん「初夏」になってきましたね。

でも、カッコウの鳴き声がまだ聞こえないのは、なぜだ？