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ファーブルの森観察飼育舎での出来事や、森の生き物たちの様子を「のっち」がお伝えします。
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とっくに11月に入ってしまいましたが…
10月いっぱいでファーブルの森の今年度の営業を終了致しました。
ご利用いただいた皆様方には心より御礼申し上げます。

オオムラサキの幼虫は、エゾエノキの根元に下りて、落ち葉の間で冬眠に入りました。
コクワガタアカアシクワガタなどは湿らせたマットの中で冬眠に入りました。
冬眠できないけど、閉館時に元気だったミヤマクワガタ♂とオオカマキリの幼虫は、ふれあいプラザにて展示されています。

外で見られる虫も、何故か冬にならないと姿を現さない「フユシャク」などの特殊なものになりました。

来春、シーズンになる前にまた復活しますので、それまでみなさんもお元気で。
来シーズンもご利用下さいませ。
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ファーブルの森の今年の営業日数も、残り半月となりました。
早いものですね。


もう御大師山の紅葉がきれいな季節になりました。
紅葉をめでるなら、ファーブルの森は向いてません。栗山公園からでも近すぎ、国道234号線より西側とか、国道を多少苫小牧寄りに走って、遠目に山を眺める方が良いと思います。
御大師山の紅葉は来週の土日が最盛期になります。今日・明日でもそこそこですが、今日は朝から冷たい雨が…。ところによっては雪とかみぞれになるという話。

今年は春からずっと変な天候でしたが、それでも夏の虫の発生は(多少遅れたものの)順調で数も多く、けっこう楽しませてもらいました。
秋の虫は、少なくともクスサンヒメヤママユはとても多く発生し、このぶんならのっちの大好きなクロウスタビガも多いかと思いましたが、今年はほとんどいませんでした。ウスタビガはボチボチ。

来年の虫の発生はどうなるでしょうか。
いや~、寒かったっすね。今朝出勤したら、網舎のネットに雪か霰か、うっすら積もってました。いくら冷えるとはいえ、どんだけ~? まだ10月になったばっかだよ!

昨秋、函館市でオオカマキリの♀を採集し、展示していたら卵を産みました。交尾済みか否か不明なので、孵化するのを期待せずに保管していたら、今年の夏休みが始まる頃に孵化しました。

この時期はアゲハ類の飼育で忙しいため、「みんな逞しく生き延びるんだぞ!」と言いながら網舎の中へ放しました(無責任なオッサンやな!)。
網舎の中には、孵化したばっかりの可愛いオオカマキリの幼虫の餌になるような小さな昆虫も多いのですが、クモやアリなどの天敵もまたごっつい多く、推定30匹はいたはずの幼虫は日を追うごとに少なくなっていき、1ヶ月もすると1匹も見えなくなりました。
…で、すっかりその存在を忘れていたのですが、や~、いましたよ1匹。
あと1回脱皮すれば成虫になりそうな奴を昨日発見。すかさず捕まえてプラ水槽に閉じ込め、展示しました。良かったら顔を見に来て下さい。

でも、夏休みに孵化して、今まだ幼虫って…遅い、遅すぎるやろっ! 以前飼った時も似たようなもので、秋までに成虫になれませんでした。
ところが函館周辺ではちゃんと9月には成虫になっています。

あっちと栗山では、そんなに気候(主に温度かな)が違うのかな? そんな極端には違わないはずなんだけど、「微妙ではあるけど確実に違う」…のかな?

何だか最近雨ばっかりですね。こんなに雨が降っては、農家さんは仕事にならずに大変でしょうね。のっちの虫探しも、最近は(8月中旬以降ずっと!)雨ばかりで予定がちっともこなせません。

さて、のっちは9月14日に留寿都村~真狩村へ出かけました。
真狩村では羊蹄山にプチ登山(登山口から100mくらいしか標高を上げていない)しましたが、登山口から見る羊蹄山の上の方は、はやくも紅葉が始まっていました。久々の好天に、登山口の駐車場には車がずらりと並んでましたが、みんな山の上でひと足早い紅葉を楽しめたのかな?

見かける蝶も、羽がボロボロになったヒョウモンチョウ類か、成虫で越冬するクジャクチョウの仲間、あるいは秋遅くまで見られるモンキチョウなど、種類が限られてきました。
やたら見かけるのは、大きなクスサン(蛾)ですね。昼間に山道を歩いていてもかなりの数が目に付くほどですから、夜になるとあちこちの灯りにワサワサと集まってきます。今年は相当、発生量が多いですね。
のっちの好きなクロウスタビガウスタビガが発生を始めるのも、あとわずかでしょうか? 今年の虫の季節も、そろそろ終わりが近くなりました。
さびしいな。
前回の続きです。

LUMIX TZ-18で昆虫の飛翔写真を撮れるか?

実践してみたところ、結論は…
「目の前数センチを飛んでいる虫にピントが合えば撮れる」
…となりました。
1メートル離れて16倍ズームで狙う状況では、仮にピントが合っても「撮れません(というか、撮れるけど使えません)」。
のっちの場合、前提として「必要ならソフトウェアで各種補正を行う」のですが、1メートル離れた虫を16倍ズームで1/1000秒とかで撮ると、必ずストロボが発光し、かつカメラ側で「ゲイン」を調整してしまいます(ISO感度オートの場合)。これをソフトウェアで補正すると、まず使い物にならないほど画質が劣化します。

これをクリアするためにISO感度を100に設定すると、余計なゲイン調整をしなくなるかわり、1メートルも離れた虫は(16倍ズームにしてて画面では虫が大アップになってても)真っ暗になります。

で、結論は先に述べたとおり、「目の前数センチにいる虫なら大丈夫(かも)」になるわけです。

作例をファーブルに展示してますので、興味のある方はどうぞいらして下さい。

そういえば、「FZ-100の後継機がいつ出るかわからないので、やむなくTZ-18を買った」のに、直後に「FZ-150」が発表されました。


あ~、めっちゃ腹立つ!
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のっち
性別:
男性
職業:
ファーブルの森観察飼育舎職員
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