ファーブルの森観察飼育舎での出来事や、森の生き物たちの様子を「のっち」がお伝えします。
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いきなりワケのわからないタイトルですが…。
いつもの事かな?
今日は晩秋の代表的なガである、ウスタビガをじっくりご紹介。
中齢幼虫
この頃(6月中旬)の幼虫はイボイボしていて、ちょっと「巨大イラガ幼虫」の雰囲気あり。
でも、毒とかはありません。
可愛いでしょ。
終齢幼虫
この頃(7月中旬)の幼虫にはイボイボがなく、すっきりプニプニいもいもしてて、やっぱり可愛いです。
触ると「チーチー」と音を出します。
繭作成中
この繭づくりが大変なんですよ~。
足かけ三日かかります。
写真を撮ってたら目が合った感じ。
「いやんだ、オラ恥んずかしぃ」
って言ってます(断言)。
繭
繭の上の方を押すと「パコッ」と開きます。
バネ式のポーチ(小銭入れ)みたい。
すっ……ごく上手に作ってあります。
底には水抜きのためと思わしき「穴」まで開いてるんですよ!
いくらなんでもやり過ぎっていうか、「そこまでやらんでも!」って思うくらいに良くできてます。
羽化した♀
北海道ではおおよそ9月末~10月上旬に羽化します。
羽化しても餌は取らず、1週間ほどの命。
その間に交尾・産卵します。
相手探しの労力削減のためか、羽化した♀はお尻の先からフェロモンを放出し、♂を呼び集めます。
本種の発生数は、年によってたいへん差があり、今年はあまり多くなかったことは、しばらく前のこのブログで紹介しています。
大発生した秋に、ファーブルでウスタビガを飼育していると、それはまたスゴイ事になります。フェロモンに惹かれて集まってきた♂が網舎のまわりをワサワサワサ……。
交尾が済むと、♀は枝などに産卵します。
外灯に集まった♀は壁とか、柱とかに適当に産んじゃいます。
そしてそのまま冬を越し、春遅くに孵化します。
はい、今回はひたすらウスタビガの魅力を紹介するのみに終わりました。
いつもの事かな?
今日は晩秋の代表的なガである、ウスタビガをじっくりご紹介。
中齢幼虫
この頃(6月中旬)の幼虫はイボイボしていて、ちょっと「巨大イラガ幼虫」の雰囲気あり。
でも、毒とかはありません。
可愛いでしょ。
終齢幼虫
この頃(7月中旬)の幼虫にはイボイボがなく、すっきりプニプニいもいもしてて、やっぱり可愛いです。
触ると「チーチー」と音を出します。
繭作成中
この繭づくりが大変なんですよ~。
足かけ三日かかります。
写真を撮ってたら目が合った感じ。
「いやんだ、オラ恥んずかしぃ」
って言ってます(断言)。
繭
繭の上の方を押すと「パコッ」と開きます。
バネ式のポーチ(小銭入れ)みたい。
すっ……ごく上手に作ってあります。
底には水抜きのためと思わしき「穴」まで開いてるんですよ!
いくらなんでもやり過ぎっていうか、「そこまでやらんでも!」って思うくらいに良くできてます。
羽化した♀
北海道ではおおよそ9月末~10月上旬に羽化します。
羽化しても餌は取らず、1週間ほどの命。
その間に交尾・産卵します。
相手探しの労力削減のためか、羽化した♀はお尻の先からフェロモンを放出し、♂を呼び集めます。
本種の発生数は、年によってたいへん差があり、今年はあまり多くなかったことは、しばらく前のこのブログで紹介しています。
大発生した秋に、ファーブルでウスタビガを飼育していると、それはまたスゴイ事になります。フェロモンに惹かれて集まってきた♂が網舎のまわりをワサワサワサ……。
交尾が済むと、♀は枝などに産卵します。
外灯に集まった♀は壁とか、柱とかに適当に産んじゃいます。
そしてそのまま冬を越し、春遅くに孵化します。
はい、今回はひたすらウスタビガの魅力を紹介するのみに終わりました。
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引き続いてイモムシ特集行っちゃいます。
おや、ササの葉っぱがくるりと巻かれて、糸まで吐いてあって、絶対何かが隠れているに違いない!
ちょっとわかりにくいですが、巣の中にコチャバネセセリ幼虫が隠れてました。
セセリチョウの仲間は、食草の葉っぱを巻いたりするのが多いです。
成虫になると地味で「ガ」と思われることが多いですが、幼虫の習性とかはとっても面白いです。
スズメガの一種
出ましたね~、典型的イモイモ幼虫。
オニグルミの葉っぱにいましたが、種類を特定できず。
スズメガの幼虫は、お尻のツノがチャームポイント!
ゴミ
…ってウソ。クサカゲロウの一種の幼虫です。
幼虫は左を向いててキバがチラッと見え……ますか?
背中にゴミを背負ってて、このままノコノコ歩きまわり、小さな虫を食べます。
食べられる虫に対してはこのカモフラージュ、効果があるのかもしれませんが、人間が見ると「えっ、何これ。ゴミが歩いてるんだけど?」ってかえって逆効果な気も…。
また息抜きに…
のっち「ねえ産卵中のキミ、何だかすげーナナメってるし、深く土に刺さり過ぎじゃないの?」
ミカドフキ子「そ、それが、なるべく深く産もうと思ってがんばったらこんなんなっちゃったのよね」
のっち「お前はジェットモグラか! どうせなら地球の反対側まで掘り進むが良いわ!」
ミカドフキ子「ひどい! それにジェットモグラって言っても、若い人にはわかんないわよ! サンダーバードに出てくるメカよ」
のっち「的確なフォロー、ありがとうございます。バッタなのにサンダーバードを知っているとはすごいね!」
本日はここまで。
おや、ササの葉っぱがくるりと巻かれて、糸まで吐いてあって、絶対何かが隠れているに違いない!
ちょっとわかりにくいですが、巣の中にコチャバネセセリ幼虫が隠れてました。
セセリチョウの仲間は、食草の葉っぱを巻いたりするのが多いです。
成虫になると地味で「ガ」と思われることが多いですが、幼虫の習性とかはとっても面白いです。
スズメガの一種
出ましたね~、典型的イモイモ幼虫。
オニグルミの葉っぱにいましたが、種類を特定できず。
スズメガの幼虫は、お尻のツノがチャームポイント!
ゴミ
…ってウソ。クサカゲロウの一種の幼虫です。
幼虫は左を向いててキバがチラッと見え……ますか?
背中にゴミを背負ってて、このままノコノコ歩きまわり、小さな虫を食べます。
食べられる虫に対してはこのカモフラージュ、効果があるのかもしれませんが、人間が見ると「えっ、何これ。ゴミが歩いてるんだけど?」ってかえって逆効果な気も…。
また息抜きに…
のっち「ねえ産卵中のキミ、何だかすげーナナメってるし、深く土に刺さり過ぎじゃないの?」
ミカドフキ子「そ、それが、なるべく深く産もうと思ってがんばったらこんなんなっちゃったのよね」
のっち「お前はジェットモグラか! どうせなら地球の反対側まで掘り進むが良いわ!」
ミカドフキ子「ひどい! それにジェットモグラって言っても、若い人にはわかんないわよ! サンダーバードに出てくるメカよ」
のっち「的確なフォロー、ありがとうございます。バッタなのにサンダーバードを知っているとはすごいね!」
本日はここまで。
ファーブルの森、今月いっぱいで閉館で~す。
…って言いながら「イモムシ特集その1」。
ホソバシャチホコ
シャチホコガ幼虫って、奇抜なデザインが特長だと思っていたら…
のっち「えっ、あんたシャチホコガの仲間の幼虫なの? シャチホコガの幼虫つったら、エイリアンのフェイスハガーみたいに(意味なく?)足がワサワサしてて、お前ホントにガの幼虫かよ! って突っ込みたくなるイメージなんだけど」
幼虫「ふっ、何事も決めてかかってはいかんな。こういうシャチホコガの幼虫もいる、それが事実なのだから。まあ、形は別として拙者の模様は奇抜であろうが」
のっち「おっしゃる通りです」
クスサン
婦女子の心胆を寒からしめる、典型的な毛虫。
しかもでかい!
大発生した時には、山じゅうのクリの葉が坊主になり、そこらじゅうにこのでっかいのが這いまわっていた。
シャクガの一種
いわゆるシャクトリムシですね。
わかりにくいですが、こ奴はこっちを睨んで威嚇してるっぽいんですが、サイズがサイズですからね(2cmくらい)。
これがこの30倍くらいあったら「ギャー、こんなとこにコブラがいるっす! どこから逃げ出してきたですか。あれ、でも良く見ると足があるですね」ってな事になる可能性もなくはない。
キアシドクガ
ドクガの仲間ですが毒はありません。
成虫は純白のガで、昼間に木の上を飛び回ります。
おかげでチョウと間違えられることが多いです。
ツノコガネ
これはまた変わったイモムシ……違うね。
息抜きにイモムシじゃないのも入れときました。
いわゆる「糞虫ふんちゅう」の仲間です。
栗山町内で撮影。
イモムシシリーズ第一弾おしまい。
…って言いながら「イモムシ特集その1」。
ホソバシャチホコ
シャチホコガ幼虫って、奇抜なデザインが特長だと思っていたら…
のっち「えっ、あんたシャチホコガの仲間の幼虫なの? シャチホコガの幼虫つったら、エイリアンのフェイスハガーみたいに(意味なく?)足がワサワサしてて、お前ホントにガの幼虫かよ! って突っ込みたくなるイメージなんだけど」
幼虫「ふっ、何事も決めてかかってはいかんな。こういうシャチホコガの幼虫もいる、それが事実なのだから。まあ、形は別として拙者の模様は奇抜であろうが」
のっち「おっしゃる通りです」
クスサン
婦女子の心胆を寒からしめる、典型的な毛虫。
しかもでかい!
大発生した時には、山じゅうのクリの葉が坊主になり、そこらじゅうにこのでっかいのが這いまわっていた。
シャクガの一種
いわゆるシャクトリムシですね。
わかりにくいですが、こ奴はこっちを睨んで威嚇してるっぽいんですが、サイズがサイズですからね(2cmくらい)。
これがこの30倍くらいあったら「ギャー、こんなとこにコブラがいるっす! どこから逃げ出してきたですか。あれ、でも良く見ると足があるですね」ってな事になる可能性もなくはない。
キアシドクガ
ドクガの仲間ですが毒はありません。
成虫は純白のガで、昼間に木の上を飛び回ります。
おかげでチョウと間違えられることが多いです。
ツノコガネ
これはまた変わったイモムシ……違うね。
息抜きにイモムシじゃないのも入れときました。
いわゆる「糞虫ふんちゅう」の仲間です。
栗山町内で撮影。
イモムシシリーズ第一弾おしまい。
すっかり冬めいてきましたね(はて、春めいて……とは良く使うけど、冬めいて……って言うのかな? まっ、いいか)。
今日など、めっちゃ冷たい雨。
もう冬だ~。
撮り貯めた写真からちょっとバッタ関連のをセレクトしてみました。
ミカドフキバッタ
う~ん、どう見ても姿勢に無理があるような。
そこまでしてそこで産みたいか。
ミカドフキバッタ
この写真のタイトルは、ファーブルで展示してるキャプションのまま「助けて~!」しか思い浮かびません。
エゾエンマコオロギ
このコオロギは地面の穴とか隙間が大好き。
で、こいつは隠れ場所の木道の隙間から出動(どこへ?)する前にキョロキョロしてるとこですね。
コオロギ「上下左右確認、天敵なし。出動OK!」
のっち「いやあの、おいらが後ろで写真撮ってんすけど…。気づいてほしいな~」
ミカドフキバッタ
成虫への羽化でしょうか。
バッタ「ヘンシ~ン! 羽根も生えたし、これで自由に空を飛び回るのダ」
のっち「いや、あんたの羽根は短くて空なんて飛べないし」
バッタ「えっ、ウソ!」
カンタン
なんだか仲が良さげなカンタンのカップル。
カンタン♂「一生、君を放さないよ」
カンタン♀「永遠に一緒よ!」
のっち「カンタンって、秋には寿命が来るんだけど」
カンタンカップル「(揃って)うるさいわ!」
本日は以上。今回はバッタ特集(?)でしたが、次回はたぶんイモムシ特集(?)になります。閉館が近づいたのに熱心だな~。
今日など、めっちゃ冷たい雨。
もう冬だ~。
撮り貯めた写真からちょっとバッタ関連のをセレクトしてみました。
ミカドフキバッタ
う~ん、どう見ても姿勢に無理があるような。
そこまでしてそこで産みたいか。
ミカドフキバッタ
この写真のタイトルは、ファーブルで展示してるキャプションのまま「助けて~!」しか思い浮かびません。
エゾエンマコオロギ
このコオロギは地面の穴とか隙間が大好き。
で、こいつは隠れ場所の木道の隙間から出動(どこへ?)する前にキョロキョロしてるとこですね。
コオロギ「上下左右確認、天敵なし。出動OK!」
のっち「いやあの、おいらが後ろで写真撮ってんすけど…。気づいてほしいな~」
ミカドフキバッタ
成虫への羽化でしょうか。
バッタ「ヘンシ~ン! 羽根も生えたし、これで自由に空を飛び回るのダ」
のっち「いや、あんたの羽根は短くて空なんて飛べないし」
バッタ「えっ、ウソ!」
カンタン
なんだか仲が良さげなカンタンのカップル。
カンタン♂「一生、君を放さないよ」
カンタン♀「永遠に一緒よ!」
のっち「カンタンって、秋には寿命が来るんだけど」
カンタンカップル「(揃って)うるさいわ!」
本日は以上。今回はバッタ特集(?)でしたが、次回はたぶんイモムシ特集(?)になります。閉館が近づいたのに熱心だな~。
本日は地元の中学生たちが「職場体験学習」ということでファーブルにやってきています。
そんな中、ふと気付くと網舎の外周を飛び回る中型の昆虫の影……。
むむっ、これはもしや?
予想どおりウスタビガの♂。
…って事は、網舎の中で♀が羽化して「コーリング」を行っているのか?
二つも羽化してました。
ウスタビガの♀は羽化した晩より、尾端からフェロモンを放出して♂を呼ぶ行動をとります。これを「コーリング」といいます。
で、ウスタビガの発生数が多い年(一昨年とか)などは、朝出勤すると網舎の周囲をワラワラと飛び回っていました。
今年はまだ初日で(おまけに雨降ってきたし!)、まだ発生数についてはわかりませんが、昨年だかみたいに、数日かかって2匹の♂しか飛んでこなかった、という事はなさそうです(今朝だけでも複数飛来)。
コーリング行動は数日続くので、明日とか明後日とかに来られたら、きっと飛来する♂の姿が見られるでしょう。
ウスタビガ♀(コーリング中)
ツミ?
誰か確認お願いします。
ファーブルで撮影。
何だかわかりません
ワシっぽいな~と思うくらいです。
誰か教えて下さい。
先週ファーブルで撮影。
本日は以上。
そんな中、ふと気付くと網舎の外周を飛び回る中型の昆虫の影……。
むむっ、これはもしや?
予想どおりウスタビガの♂。
…って事は、網舎の中で♀が羽化して「コーリング」を行っているのか?
二つも羽化してました。
ウスタビガの♀は羽化した晩より、尾端からフェロモンを放出して♂を呼ぶ行動をとります。これを「コーリング」といいます。
で、ウスタビガの発生数が多い年(一昨年とか)などは、朝出勤すると網舎の周囲をワラワラと飛び回っていました。
今年はまだ初日で(おまけに雨降ってきたし!)、まだ発生数についてはわかりませんが、昨年だかみたいに、数日かかって2匹の♂しか飛んでこなかった、という事はなさそうです(今朝だけでも複数飛来)。
コーリング行動は数日続くので、明日とか明後日とかに来られたら、きっと飛来する♂の姿が見られるでしょう。
ウスタビガ♀(コーリング中)
ツミ?
誰か確認お願いします。
ファーブルで撮影。
何だかわかりません
ワシっぽいな~と思うくらいです。
誰か教えて下さい。
先週ファーブルで撮影。
本日は以上。
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