ファーブルの森観察飼育舎での出来事や、森の生き物たちの様子を「のっち」がお伝えします。
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前回、「雨プリーズ」というタイトルにしたら、その晩からまる二日雨が降り続き「あのっ、もう雨十分なんで、そろそろ止んでもらえません? かなり困ってるんですけど」っていうくらい降りました。
これで山の水不足は解消したでしょう。
えっと、今回のタイトルですが、一昨日今季初の「イチモンジセセリ」をファーブルで見ましたよ~、というお知らせです。
このチョウは、毎年毎年、夏の終わりになると本州から渡ってきて、寒くなると死に絶えます。
いい加減「北海道に行っても寒くて死んじゃうよ!」とか学習してくれないですかね。
まあ温暖化らしいので、そのうちそんな行動が「無駄弾」にならないほど北海道の気温が上がることが……あったらいやかも。
はい、一昨日ファーブルで撮影したイチモンジセセリです
オオチャバネセセリに似ていますが、仮にこの時期いたとしてもたいていボロですから、間違えないと思います。
これはミスジチョウの幼虫
今日、カエデの枝を剪定していて見つけました。
カエデの葉の一部を枯らし、かつ、葉の欠片をあえて糸でぶらさげてあります。
コミスジや本種などNeptisのグループは、多かれ少なかれ、このようなユニークな習性をもっています。
これらに比べれば、オオムラサキなんぞただ可愛いだけの芸の無い幼虫です。
チャイロスズメバチ♀(女王)
交尾が済んだらただのお邪魔虫となる♂と違い、♀は越冬して来年新たな巣を作らないといけないので、餌探しも真剣です。
ついでに
「!!今、ファーブルの森では、スズメバチ類が異常に多く発生しておりますので、無闇に藪などに入らないで下さい!!」
カンタンのペアのある行動
♂が翅を持ちあげると「腺」が現れる。
♀はその匂い(?)にヨワく、夢中で舐めてるあいだに、♂は交尾を済ます……だったと思う。
写真ではわかりにくいですが、まさに今、♀が舐めてるとこです。
このような行動は、一部のゴキブリでも見られ「やっぱり遠い親戚なんだ~」と思う一瞬でした。
本日はここまで。
これで山の水不足は解消したでしょう。
えっと、今回のタイトルですが、一昨日今季初の「イチモンジセセリ」をファーブルで見ましたよ~、というお知らせです。
このチョウは、毎年毎年、夏の終わりになると本州から渡ってきて、寒くなると死に絶えます。
いい加減「北海道に行っても寒くて死んじゃうよ!」とか学習してくれないですかね。
まあ温暖化らしいので、そのうちそんな行動が「無駄弾」にならないほど北海道の気温が上がることが……あったらいやかも。
はい、一昨日ファーブルで撮影したイチモンジセセリです
オオチャバネセセリに似ていますが、仮にこの時期いたとしてもたいていボロですから、間違えないと思います。
これはミスジチョウの幼虫
今日、カエデの枝を剪定していて見つけました。
カエデの葉の一部を枯らし、かつ、葉の欠片をあえて糸でぶらさげてあります。
コミスジや本種などNeptisのグループは、多かれ少なかれ、このようなユニークな習性をもっています。
これらに比べれば、オオムラサキなんぞただ可愛いだけの芸の無い幼虫です。
チャイロスズメバチ♀(女王)
交尾が済んだらただのお邪魔虫となる♂と違い、♀は越冬して来年新たな巣を作らないといけないので、餌探しも真剣です。
ついでに
「!!今、ファーブルの森では、スズメバチ類が異常に多く発生しておりますので、無闇に藪などに入らないで下さい!!」
カンタンのペアのある行動
♂が翅を持ちあげると「腺」が現れる。
♀はその匂い(?)にヨワく、夢中で舐めてるあいだに、♂は交尾を済ます……だったと思う。
写真ではわかりにくいですが、まさに今、♀が舐めてるとこです。
このような行動は、一部のゴキブリでも見られ「やっぱり遠い親戚なんだ~」と思う一瞬でした。
本日はここまで。
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ううっ、暑い!
9月も10日に近いというのに、この暑さはアカンでしょ?
一昨日、久しぶりに雨が降ったのに…ほんのちょびっと。
秋でもないのに、木々の葉がやたらと落ちるし、森を歩くと乾ききってて落ち葉が「バリバリ」音をたてる始末。
涼感たっぷりの写真に、もう出番はないかと思いきや、まだまだ必要なようで…。
マガン
本年3月、栗山町内です。
今年は雪解けが異常に遅れたと思えば、北上できないマガンやハクチョウなどがいつまでも町内の田んぼにいて、おニューのカメラの被写体に事欠きませんでした。
チャバネフユエダシャク♂
「厳冬期限定の昆虫たち」シリーズ。
10月末頃から出現する蛾。
♀は羽根が退化していてほぼ無翅。
そのくせでかいので、初めて見ると「えっ、何この怪しい生きものは?」…ってなります。
北海道に来てからは♀を見ていません。
撮りたい。
ニホンザリガニ
数日前にハサンベツで撮影しました。
水中にいる状態だと、PLフィルターの付けられないサブのコンデジでは限界があるので、途中から小学生に持ってもらいました。
怒ってますね~。
しっかり確保するまでに2度も落とされましたからね。
「てめえコラ、しっかり持ってろや! せっかくモデルになってやろうとしとんのに、二度も落とすんじゃねーよ! 俺様のハサミで挟むぞ!」
「(別に挟まれても痛くもないと思うけど)…あ~、すまんの。落としたのは小学生やけん、堪忍したってや」
「貴重な俺様を落とすんじゃねーよ」
「(しつこい)…ぐちぐち言ってると食べちゃうよ。ウマそうだし。まっ、生は無理だけど、焼いたらイケそうだよね」
「き・き・き・貴重な俺様をく・く・く・食う…やて。つ・つ・捕まるで、そんな事したら…(汗)」
「別に誰も見てないし!」
「ひ・ひ・ひ・人殺し(あっ、ヒトではないわな)~、ダズゲデ~!」
「ふっふっふっ」
罪もないザリガニをいじめてはいけません。
9月も10日に近いというのに、この暑さはアカンでしょ?
一昨日、久しぶりに雨が降ったのに…ほんのちょびっと。
秋でもないのに、木々の葉がやたらと落ちるし、森を歩くと乾ききってて落ち葉が「バリバリ」音をたてる始末。
涼感たっぷりの写真に、もう出番はないかと思いきや、まだまだ必要なようで…。
マガン
本年3月、栗山町内です。
今年は雪解けが異常に遅れたと思えば、北上できないマガンやハクチョウなどがいつまでも町内の田んぼにいて、おニューのカメラの被写体に事欠きませんでした。
チャバネフユエダシャク♂
「厳冬期限定の昆虫たち」シリーズ。
10月末頃から出現する蛾。
♀は羽根が退化していてほぼ無翅。
そのくせでかいので、初めて見ると「えっ、何この怪しい生きものは?」…ってなります。
北海道に来てからは♀を見ていません。
撮りたい。
ニホンザリガニ
数日前にハサンベツで撮影しました。
水中にいる状態だと、PLフィルターの付けられないサブのコンデジでは限界があるので、途中から小学生に持ってもらいました。
怒ってますね~。
しっかり確保するまでに2度も落とされましたからね。
「てめえコラ、しっかり持ってろや! せっかくモデルになってやろうとしとんのに、二度も落とすんじゃねーよ! 俺様のハサミで挟むぞ!」
「(別に挟まれても痛くもないと思うけど)…あ~、すまんの。落としたのは小学生やけん、堪忍したってや」
「貴重な俺様を落とすんじゃねーよ」
「(しつこい)…ぐちぐち言ってると食べちゃうよ。ウマそうだし。まっ、生は無理だけど、焼いたらイケそうだよね」
「き・き・き・貴重な俺様をく・く・く・食う…やて。つ・つ・捕まるで、そんな事したら…(汗)」
「別に誰も見てないし!」
「ひ・ひ・ひ・人殺し(あっ、ヒトではないわな)~、ダズゲデ~!」
「ふっふっふっ」
罪もないザリガニをいじめてはいけません。
なかなか残暑が厳しいので、涼しそうな写真を用意しました。
住宅地の中で狩りをしたオオタカ
知り合いの女の子の家の前で撮影したオオタカです。
写ってませんが、左足には獲物がしっかり捕らえられています。
え~と、4月7日撮影ですね。
まだ一面の雪景色でしたね。
雪の上を歩くクロカワゲラの一種
いわゆる「セッケイカワゲラ」の仲間かと思います。
厳冬期だけ現れる昆虫ってのがいるんですよ。
不思議ですね(3月22日)。
これはオツネントンボ
無事に越冬(越年)して春になり、外へ飛び出したらまだ銀世界だった! ってとこですかね。
今ならファーブルの昆虫池のあたりで見られます。
冬越しに備えて栄養を蓄えてるとこですかね(4月14日)。
シンジュサンの繭
残雪を掘っていたら、いろんなとこでシンジュサンの繭が見つかりました。
夏に無事羽化したのは半分くらいでしたか、一年も蛹でいるって大変そう…(4月20日)。
こんなことでもないと使う機会のなさそうな、雪の中の生き物たち。
少しは涼しい気分になれました?
今回のテーマとは関係ないですが、ついでにこれもどうぞ。
いつかのノミバッタの写真をトリミングしてみました。
アップで見ると生き物、っていうより「メカ」な感じです。
特にぶっとい後ろ足(後脚)の関節部分とか。
えっ、「写真が小さくてやっぱりわからん」?
実物を探してルーペで見て下さい。
住宅地の中で狩りをしたオオタカ
知り合いの女の子の家の前で撮影したオオタカです。
写ってませんが、左足には獲物がしっかり捕らえられています。
え~と、4月7日撮影ですね。
まだ一面の雪景色でしたね。
雪の上を歩くクロカワゲラの一種
いわゆる「セッケイカワゲラ」の仲間かと思います。
厳冬期だけ現れる昆虫ってのがいるんですよ。
不思議ですね(3月22日)。
これはオツネントンボ
無事に越冬(越年)して春になり、外へ飛び出したらまだ銀世界だった! ってとこですかね。
今ならファーブルの昆虫池のあたりで見られます。
冬越しに備えて栄養を蓄えてるとこですかね(4月14日)。
シンジュサンの繭
残雪を掘っていたら、いろんなとこでシンジュサンの繭が見つかりました。
夏に無事羽化したのは半分くらいでしたか、一年も蛹でいるって大変そう…(4月20日)。
こんなことでもないと使う機会のなさそうな、雪の中の生き物たち。
少しは涼しい気分になれました?
今回のテーマとは関係ないですが、ついでにこれもどうぞ。
いつかのノミバッタの写真をトリミングしてみました。
アップで見ると生き物、っていうより「メカ」な感じです。
特にぶっとい後ろ足(後脚)の関節部分とか。
えっ、「写真が小さくてやっぱりわからん」?
実物を探してルーペで見て下さい。
いきなりドーンとクスサンの♂です。
5日前の撮影、場所は夕張市。
クスサンが現れると、「のっちの虫暦」によれば(勝手に作るな!)もう「秋」なのです。
泣いても遅いのです。
もう・秋なのです。
とか言ってますが、珍しく残暑が厳しいですね。
日中はともかく(のっちさんは今夏一度も愛車の冷房を入れてません)、多少なりとも寝苦しい夜が続きますが、外灯巡りをしてもクスサンしかいなくてサビシイです。
なぜだ!
こちらはトノサマバッタのカップルです。
今年は他のバッタ類ともども、よく見かけます。
はい、こちらはファーブルではおなじみのミカドフキバッタの産卵。
なんだか、木道の隙間が産卵場所として死ぬほど好きらしくて、しばしば踏まれてます(合掌)。
この♀は産卵ポーズとしてはありきたりですね。
たまに「えっ誰かに無理やりそこに差し込まれたの?」って聞きたいくらい、無理な姿勢で産卵することアリ。
おっと!
トドマツの樹上にキイロスズメバチの巣がありました。
かなり大きくなってますね。
山歩きには、このような危険も隣り合わせです。
基本、近づき過ぎなければ良いのですが、すでに誰かがイタズラしたりしていると、この程度近づいても襲ってくるかもしれません。
警告態勢の時は大顎を咬み合わせて「カチカチカチカチ……」という音を出します。
はい、カチカチって聞こえたらとりあえずダッシュで逃げましょうね。
どうしてもその先へ進まないといけない時は、何十メートルか、大きく迂回して下さい。
帰りにもちゃんと迂回するんですよ~!
今回の写真はミカドフキバッタ以外、夕張の山中で撮影しました。
ファーブルの森(の網舎の中)では、カラスアゲハの成虫もどんどん減り、オオムラサキの幼虫ぐらいしか見るものがなくなったので、紹介する生き物も屋外で撮影したものになります。
5日前の撮影、場所は夕張市。
クスサンが現れると、「のっちの虫暦」によれば(勝手に作るな!)もう「秋」なのです。
泣いても遅いのです。
もう・秋なのです。
とか言ってますが、珍しく残暑が厳しいですね。
日中はともかく(のっちさんは今夏一度も愛車の冷房を入れてません)、多少なりとも寝苦しい夜が続きますが、外灯巡りをしてもクスサンしかいなくてサビシイです。
なぜだ!
こちらはトノサマバッタのカップルです。
今年は他のバッタ類ともども、よく見かけます。
はい、こちらはファーブルではおなじみのミカドフキバッタの産卵。
なんだか、木道の隙間が産卵場所として死ぬほど好きらしくて、しばしば踏まれてます(合掌)。
この♀は産卵ポーズとしてはありきたりですね。
たまに「えっ誰かに無理やりそこに差し込まれたの?」って聞きたいくらい、無理な姿勢で産卵することアリ。
おっと!
トドマツの樹上にキイロスズメバチの巣がありました。
かなり大きくなってますね。
山歩きには、このような危険も隣り合わせです。
基本、近づき過ぎなければ良いのですが、すでに誰かがイタズラしたりしていると、この程度近づいても襲ってくるかもしれません。
警告態勢の時は大顎を咬み合わせて「カチカチカチカチ……」という音を出します。
はい、カチカチって聞こえたらとりあえずダッシュで逃げましょうね。
どうしてもその先へ進まないといけない時は、何十メートルか、大きく迂回して下さい。
帰りにもちゃんと迂回するんですよ~!
今回の写真はミカドフキバッタ以外、夕張の山中で撮影しました。
ファーブルの森(の網舎の中)では、カラスアゲハの成虫もどんどん減り、オオムラサキの幼虫ぐらいしか見るものがなくなったので、紹介する生き物も屋外で撮影したものになります。
お盆もとうに過ぎたというのに、今ごろになって暑くなられても嬉しくない。
セミはちっとも鳴かないし、「鳴いた!」と耳を澄ませば、「あれ、アブラゼミか」って感じで、エゾゼミ類ちっとも鳴かないし!
スズメバチだのアブだのカだの…(略)…は多い。
バッタも多い。
まあ、こういう夏もたまにはあるんでしょう(投げやり)。
栗山町の水不足は解消したみたいで何より。
今日紹介する虫はすべて外灯に集まったものです。
オニベニシタバ
ガの中でも美しくて人気のCatocalaの仲間。
かなり普通種。
お次はキシタバ
ちょっと珍しい。
これはワモンキシタバ
かなりの普通種です。
これはガとはまったく関係のない…
ケラ
通称「おケラ」ですね。
なぜかひっくり返ってジタバタしていたので撮影してみました。
ケラ「写真撮るヒマがあったら戻してくれや!」
のっち「あっ、面白いから忘れてた」
ケラ「殺すぞコラ!」
え~、ケラ以外はファーブルの森で撮影。
逆さまおケラは厚真町です。
セミはちっとも鳴かないし、「鳴いた!」と耳を澄ませば、「あれ、アブラゼミか」って感じで、エゾゼミ類ちっとも鳴かないし!
スズメバチだのアブだのカだの…(略)…は多い。
バッタも多い。
まあ、こういう夏もたまにはあるんでしょう(投げやり)。
栗山町の水不足は解消したみたいで何より。
今日紹介する虫はすべて外灯に集まったものです。
オニベニシタバ
ガの中でも美しくて人気のCatocalaの仲間。
かなり普通種。
お次はキシタバ
ちょっと珍しい。
これはワモンキシタバ
かなりの普通種です。
これはガとはまったく関係のない…
ケラ
通称「おケラ」ですね。
なぜかひっくり返ってジタバタしていたので撮影してみました。
ケラ「写真撮るヒマがあったら戻してくれや!」
のっち「あっ、面白いから忘れてた」
ケラ「殺すぞコラ!」
え~、ケラ以外はファーブルの森で撮影。
逆さまおケラは厚真町です。
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