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ファーブルの森観察飼育舎での出来事や、森の生き物たちの様子を「のっち」がお伝えします。
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月曜日から好天が続きましたね。
来週はちょっと崩れるみたいですが…。

さて、お待ちかねのオオムラサキですが、「23日までに少し羽化させてほしい!」というリクエストがあって、最初に出来た蛹~4番目に出来た蛹までを飼育室内で暖めていました。

しかし、結局肝心の23日には間に合わず、24日・25日・27日に羽化しました。
なので、現在(6月30日)4頭が飛んでいます。
室内で暖めていなかったら、最初の蛹が一昨日あたりに羽化したものと考えています。

…で、この後ですが、次の蛹の羽化には少々間が空いて、7月2・3日あたりになるはずです。

なので、ある程度の数が揃うのは、早くとも次の週末である7・8日頃からとなります。
15・16日あたりは「絶好調!」って感じでしょう。

野草園ではフタスジチョウ・ミスジチョウ・アカシジミなどの夏のチョウが出現し、昆虫池ではルリボシヤンマの羽化も始まりました!

のっちが25日に出かけた、大雪山で撮影した高山チョウなどの写真も展示しています。今の時期に見られる高山チョウ3種のうち、ウスバキチョウとダイセツタカネヒカゲは、まあ満足できる写真が撮れました。

オオムラサキともども、見に来て下さい。

あっ、エゾヨツメの幼虫は3齢になり始めて、より迫力が増してきました!
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なんだか寒い日が続きますが、風邪などひかれぬよう、ご注意下さい。

さて、エゾエノキの葉っぱを食い散らかしてオオムラサキの幼虫はどんどん蛹になっています。
次の週末を過ぎると、全部蛹になってしまいそうな勢いですので、オオムラサキの幼虫さんをご覧になりたい向きは、次の週末までにいらして下さい。
カラスアゲハもたくさん飛んでいます。

しばらくさぼっていた、展示室の写真の更新。本日21日に新作15枚を投入し、少しは夏向きの写真に入れ替えました。

オオムラサキの幼虫・カラスアゲハともども、覗きに来てやって下さい。
本日6月16日は午後から晴れたものの、冷たい風が終日吹いて肌寒い感じでした。

さて、この週末に羽化が間に合うよう、数日室内で暖めていたカラスアゲハの蛹ですが、15日から羽化を開始しました。

今日の時点で11♂います。

前にも書きましたが、カラスアゲハやミヤマカラスアゲハなどは原色のアイテム(キャップ・ヤッケなど)に誘因されますので、チョウに寄ってきてほしいヒトは、それらを着用のうえ、お越しください。まあ、寄ってこない時もありますが、その時は「運がなかった!」と、あきらめて下さい。

オオムラサキはかなりの数、蛹になりつつあります(現在進行形)。
6月末~7月初旬に羽化が始まります。


今日の午後は天候が回復したので、栗山町内の多少山手のあたりへ各種の虫の発生状況を見に行ってきました。

トドマツ土場のカミキリムシは、涼しい風のせいか、閑散とした状況。
常連のシラフヨツボシヒゲナガカミキリの♂が、自慢の長い触角を動かしながら、ちっともやって来ない♀を待ちわびていました。

ハルニレの樹液は、ここのところの低温で「出」がもたついている感じです。
樹液が出ていれば、クワガタが見つからなくてもヤマキマダラヒカゲやクロヒカゲなどのチョウ、あるいはスズメバチがまわりをうろついているのですが、見当たらず…。

20度を超す「暑い日」が、あと何日か必要かもしれません。

そういえば、先日のっちの休みにお客様より「三脚」のご寄贈をいただきました。
お礼が遅くなりましたが、どうもありがとうございます。
「動画」の撮影に有効活用させていただきます。
前回お知らせしたとおり、ファーブルの森では特別展を開催中です(15日まで)。
やってきたカブトムシ・クワガタムシは、ほぼ告知のとおり。ツヤツヤ漆黒のボディーがかっこいい、タランドゥスオオツヤクワガタが増えてます。
また、今回はいつもより標本が充実しており、世界各地の
「ツノゼミ」なんてのもあります。

さて、網舎の中のオオムラサキは生き残りが10強。淋しくなりました。
カラスアゲハ夏型の羽化が次の週末(13・14日)までに10ほどになる予定。
7月が連夜涼しく、夏に羽化せずに来春まで蛹で寝ている「越冬蛹」の割合がグッと増えてしまいました。
カラスアゲハの仲間は、いつぞや書いたように、赤や黄色など原色系のアイテム(キャップ・バッジ・ウェア等)を花と間違えて寄ってくるので、カラスアゲハに寄ってきてほしい方は、それらしいアイテムを身に付けて御来館下さい。
もっとも、ぜんぜん寄りつかないこともありますが……。

ほかには、昨秋展示していた「オオカマキリ」の赤ちゃんがいくつか育っています。
孵化したのが7月に入っていたので、とても秋までに成虫になれそうもありません。
「よくこれで北海道に(採集したのは函館だけど)住んでるよな」って思います。

わずかですがオオミズアオの幼虫はかなり大きくなりました。10以上、ミズナラに放し飼いにしたのですが、にっくき「アオクチブトカメムシ」にかなりの数がやられてしまいました。

今年は不思議と夏の昆虫が多いのですが、
ウシアブなどの人を咬むアブもとてつもなく多く、のっちもすでに何回か咬まれました。
とても痛いので、フィールドワークには十分注意して下さい。
とはいいつつ、1センチほどしかない「キンイロアブ」など、手で払っても払っても(×10)、まるで「絶対に咬んでやる!」と思っているかのようににしつこく戻ってくるので、対処法はあるのかしらん?
「夏」の話題を書こうと思ってるのに、外は風がめっちゃ寒い!
もう秋? 晴れてるのにこの寒さは変。

ファーブルの森のオオムラサキは羽化数がほぼ30になり、予定の半数が羽化したことになります。
予定どおり、次の週末あたりにかけてが最盛期でしょう。♀の数も増えてきました。

18日(一昨日)、ファーブルでエゾゼミの「初鳴き」を確認。本日は長沼町でも確認しました。
エゾゼミ類の単調な「ギ~~~」という声を聞くと、夏だなぁと感じます。

野草園ではクジャクチョウシータテハエルタテハヒオドシチョウなどのタテハチョウの数が増えました。
長沼町では夏型の
ミヤマカラスアゲハも目撃しました。

遅れたけど、ちゃんと夏が来ましたね…。
と、素直に喜べないのは、あまりにも外が寒いから。
名古屋に生まれ育ったのっちに、7月のこの寒さは(もう7月20日だよ!)きついっス。
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ファーブルの森観察飼育舎職員
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