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ファーブルの森観察飼育舎での出来事や、森の生き物たちの様子を「のっち」がお伝えします。
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添付の写真は、昨晩(5月22日)穂別で採集し、
卵を産まそうとしている「イボタガ」の♀です。
CA9L3FUB.jpg






派手な目玉模様があって怖そうですが、
別に毒があったりするわけでもありません。

のっちの好きな「クロウスタビガ」は、
秋を代表する蛾ですが、
このイボタガは、
今頃しか見られない、
春の蛾です。


札幌在住の知人が、
以前よりお願いしていた札幌市のイボタガを、
昨日届けてくれたのですが、
イボタガの発生は今が旬?」と思い、
行きつけ(?)の穂別まで夜間のドライブをしたところ、
あっさり見つけることができました。

届けて頂いた札幌市の♀は、
すでに卵を産みましたが、
穂別の♀からも少々の卵を取る予定。


ちなみに、ファーブルの森では、
ヒメギフチョウがほぼフィニッシュ
(すでに来春用の飼育にかかっています)。
引き続いて羽化する予定だった、
カラスアゲハ・ミヤマカラスアゲハが、
低温の影響で羽化が遅れており、
22・23日の週末には間に合わず。
次の29・30日の週末にご期待下さい。
 


 



 

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「函館市方面に出かけました」と書きましたが、
北斗市を愛車で走行中、
車窓からステキな「シダレザクラ(枝垂れ桜)」を見つけ、
思わず停車してデジカメで写真を撮りました。

隣にお寺があり、桜の由来やらを解説した看板も、
ついでに撮影しました。

ファーブルで撮影したエゾハルゼミの写り具合を見ながら、
ふとその看板の「解説」が気になり、拡大して読んで驚きました。

皆さんは「小山内龍(おさないりゅう)」の名をご存知ですか。

彼は戦前に活躍した漫画家・絵本作家で、
我々おっさん世代の虫屋には、「昆虫放談」の作者として有名です。
軽妙な語り口とコミカルな挿し絵、
オオムラサキの飼育苦労話などもあったと記憶しています。

残念ながら、終戦直後に亡くなってしまったのですが、
戦前に出版された「昆虫放談」は、
北杜夫のエッセイにも紹介されていたりして、
本のタイトルだけは記憶していました。

のっちの記憶に間違いなければ、
戦後かなり経ってからこの本は再版されています。

で、
冒頭の話題に戻るわけですが、
のっちが偶然、
枝垂れ桜に惹かれて通りかかった寺は、
その小山内龍が眠る場所であったのです。

所在地は、
北斗市(旧亀田郡大野町)法亀寺。
枝垂れ桜の樹齢は300年! とのこと。


桜だけでも一見の価値があります。
また、
名古屋出身であるのっちには感涙モノの
「ソメイヨシノ(染井吉野)」も、
周辺に多数花を咲かせており、
しばし望郷の念にかられました。





5月20日、ファーブルの森で(雨中)
エゾハルゼミ♂を撮影しました。
もちろん今年の初見で、
一昨年は5月11日が初見でした。

地面の下に何年もいた幼虫が、
地上に出てきて羽化するのですが、
鳴き始めるまでに
10日ほど(経験から導き出した推定値)かかります。

異常に春の早かった昨2009年は、
5月16日に初鳴きを確認しました。
そうすると、単純計算ですが、
去年は5月6日に羽化していたことになります。

去年はとにかく春が早かったので、
去年との比較はあまり意味がないかもしれませんが、
2008年の春が平年並みだったとすると、
今年は9日遅れです。


でも、
先日の休みに出かけた函館市周辺の野山で受けた感触は
「春が平年より2週間遅れてる?」でした。



今年の春はどうなってるんでしょうね。





ファーブルの森のエゾヤマザクラは、
16日(日)で満開です。
風が強かったので、
午後には「桜吹雪」状態。
この月~火曜日で、ぜんぶ散ってしまいそう。
 
ヒメギフチョウは、次の週末には、
羽根の傷んだ少数が飛ぶのみとなるでしょう。
(T^T)
 



予定では、入れ替わりに
ミヤマカラスアゲハカラスアゲハの羽化が始まっているはず・・・
なんですが、
低温が続いたので、間に合わないかもしれません。
(>_<)
 

生体展示用のオサムシも、
寒いのでちっともトラップに落ちず、
展示コーナーが寂しい。
(>_<。)



なんだか合格を知らせる電報みたい(古っ!)ですが、
11日時点でファーブルの森のエゾヤマザクラは「二分咲き」です。


9日に二輪ほど咲き、10日は気温が上がらず・・・。
栗山公園のサクラも似たような状況です。

ファーブルのツツジは、
けっこう綺麗に咲いてます。

見頃かも?


ヒメギフチョウは、
多少寒くても太陽が出れば飛んでいます。
羽根はちょっと傷んできました。
今週末までに見に来ていただけると良いかと思います。

オオムラサキの幼虫は、
かなりエゾエノキの樹上にいます。
でも、
まだ落ち葉の中で寝てるのも、
かなりの数います。

 



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のっち
性別:
男性
職業:
ファーブルの森観察飼育舎職員
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