忍者ブログ
ファーブルの森観察飼育舎での出来事や、森の生き物たちの様子を「のっち」がお伝えします。
<<04   2024/05 1 2 3 45 6 7 8 9 10 1112 13 14 15 16 17 1819 20 21 22 23 24 2526 27 28 29 30 31   06>>


×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ファーブルの森の現状は、
ヒメギフチョウの成虫がほぼ終了。
続いて羽化を始める予定のミヤマカラスアゲハが、
この寒波で少々遅れそう…。

次の土日には間に合わないかもしれません。
カラスアゲハは、5月末頃から羽化させる予定です。

と、いうわけで現時点のファーブルの森は
「飛んでるチョウの端境期」です。
オオムラサキの幼虫は順調に育っており、
早いものはすでに脱皮して緑色になりました。

フタスジチョウの幼虫もけっこう大きくなりました。
ヤママユの幼虫も1センチほどになりました。

ところで、のっちは14~15日とお休みで、
道南に来ています。
添付した写真は14日早朝の美笛峠で撮影しました。
路面に雪があるのがわかりますか?
 この後、雪が舞い始めて、
とっくに夏タイヤに履き替えてる私はめっちゃ焦りましたが、
さいわい、新たに積もるほどではありませんでした。
notti_2.jpg
にしても、「こんな時期に雪、積もるんじゃね~よ!(>_<)」

この寒波のおかげで予定の変更を余儀なくされ、
4日は上ノ国町でハンミョウを探しているはずが、
ずっと北のほうでオサムシのトラップを
ひたすら掛け続ける1日でした。


これを入力しているのは厚沢部町でして、
晩の8時。
明日の15日が晴れていい天気になるのを願いながら、
車中泊です。
(^^)v





 

 

PR
sarobetu.jpgせっかくなので、
17日に撮ったサロベツ原野 (幌延町の下サロベツ原野) の写真も載っけときますね。




お目当てのゲンゴロウは、稚内市にてかろうじてゲット。
あの利尻島の写真を撮ってから採れました。

でも、栗山からの距離を考えると「すっげー淋しい!」成果でした。

あっ、ちなみに車の方は壊れもせず、
往復721kmを走り抜いてくれました  (^O^)v

平成8年式でボロですが、以前の車が平成元年式でしたから、
今までのように
「走行中にタイヤが取れたり、どこかがもげたり、
何かが折れたりしないかしらん?」という心配をしなくて済みそうです。

これで助手席に女性を乗せられる?



tabi_2.jpg






写真は、稚内市の西海岸から見た利尻島 (利尻富士) です。
サロベツ原野にゲンゴロウを採りに来たのですが、
最近まともな雨が降っていないとかで、池や沼が干上がっており、
ぜんぜんいません (>_<。)

このパターンは二度目でして、我ながら「懲りない奴!」って感じです。

実は車を買い換えたので f(^_^) 
車の癖を見るために、長距離を走ってきました。
幸い、車に問題はなさそうなのですが、
出かけた先に問題があったようで・・・(T-T)

トホホ・・・。





先日、旧穂別町へ出かけた折に、雪虫を見かけました。
地元の栗山では、まだ見ていませんが、
もうそんな季節になったかと、一年の早さを感じました。

雪虫とは、トドノネオオワタムシという正式な名前がある、
アブラムシの仲間です。
例年なら10月末頃、白い毛の目立つ成虫が群れ飛ぶので有名です。
9月末とはちょっと早めですが、ぐんと冷え込んだので、
早めに出たのかもしれません。

ファーブルの森ではカケスが良く現れるようになりました。
夏の間は山にいて、秋が深まると里に下りてきます。
そういえば、先日の穂別町ではクマゲラを久しぶりに見かけました。
しばらく出会っていなかったので、ちょっと得した気分。


21、22日と連休で道南へ出かけていました。
21日は厚沢部町での夜間採集(灯りに集まってくる虫を採集する)が
目的だったのですが…。

寒いよ! 寒すぎるって! 
まだ8月の21日でしょ? こんなの9月中旬の気温だっちゅーの!
結果…寒すぎて何も灯りに寄ってきませんでした。トホホ…。

22日は、朝から江差町の海岸で虫を探していましたが目的の虫は見つからず…。
困って、午後は山の中でヒメオオクワガタという、
この時期にヤナギの木に集まるクワガタムシを採りに行きました。
かろうじて数頭のヒメオオクワガタをゲットできましたが、
これは本来の目的とは違うので、あまりうれしくない…。
ひさびさの遠出だったのに、成果が伴いませんでした。
でも、さすが道南! と思ったのは鳴いてるセミの種類の多さですね。

1.ミンミンゼミ
2.アブラゼミ
3.ニイニイゼミ
4.ツクツクボウシ
5.コエゾゼミ
6.アカエゾゼミ


すごい! 6種類ですよ~

この他に「エゾゼミ」もいたはずなので(鳴き声ではアカエゾゼミと区別できない)、
そうすると7種類

ツクツクボウシの鳴き声を聞くと、「あ~、もう夏休みも終わりなんだ」と感じて落ち込んだ、小学生時代の夏休みを思い出しました。

21日に厚沢部町で採集した、ヒメジャノメという地味なチョウは、
本州では誰も見向きもしない普通種なのですが、
北海道では道南にしかいない珍しいチョウになります。
セミも、やっぱり暖かいところが好きな虫なんだな、と感じました。

ちなみに、日本では北海道にしかいないセミが1種類だけいます。
それは「エゾチッチゼミ」という小さくて地味なセミで、今頃鳴いているのですが、
姿と同じく鳴き声も地味で、なかなか見つけられません



[1] [2] [3] [4]  

Category
New Artical
 
New Comment
 
by  のっち 10/22
by  いろじろ 10/21
by  のっち 10/11
by  ナカイ 10/11
by  のっち 09/05

[Login]  [Write]  [RSS]


カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
[10/22 のっち]
[10/21 いろじろ]
[10/11 のっち]
[10/11 ナカイ]
[09/05 のっち]
最新TB
プロフィール
HN:
のっち
性別:
男性
職業:
ファーブルの森観察飼育舎職員
趣味:
昆虫 読書 ゲーム
バーコード
ブログ内検索

忍者ブログ [PR]
 Designed & Photo  by chocolate巧